THIS IS ME

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それは…世の中がコロナの猛威に襲われ私たちの生活が一変したことがきっかけでした。
おうち時間が長くなり世の中は断捨離ブームにもなりました。
でも私は急にリモートワークやおうち時間を余儀なくされ、外にも出られず外食もできない生活でストレスなく生活できるのだろうか？
日本では都心ほど狭い環境で、大半の方は生活しています。
何か…「私にできること」を日々考えるようになりました。

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家の中で家族がストレスなく過ごせる空間、また仕事に集中できる空間とは？
電話ボックスのような小さい個室を簡易的に造れないか？サイズは？素材は？照明は？天井は付けるのか？電源は？エアコンは？…いろんな人に相談して何度も図面書いて考えた。
相談した方々は皆応援してくれた…けどイマイチ自分がしっくり来てないことに気づく。そして私一人では予算的に普及レベルに持っていくのは困難だと悟り断念…。

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ゼロに戻って考え直した。狭い空間に圧迫感を感じないノンストレスの空間づくりとは？
色んなものを見て廻って考えた。とあるショールームで衝立を見た…金額300万。
なぜか頭から離れなかった。そしてまた別のショールームで衝立を見た…。
また海外のデザイナーたちの日本をイメージした作品に沢山触れた事で「日本の美」の素晴らしさに改めて目が留まった…。
インテリア業界に携わって来て…最近のライフスタイルの変化で、和室を無くし洋室に変更のリフォームは増える一方だった。

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点と点を探りながら…

衝立（ついたて） ＋ 和＋ 日本の技術の維持
＝ 「現代版屏風 制作」と
道を定め、再び動き出しました。

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「現代版屏風制作」…現代のインテリアに合うようにまず考えたことは「枠の色」と「張り物」でした。そしてなんといってもサイズ。何度も何度も考えて考えて図面を書いて、いざ！職人さんのもとへ。相談しては考える日々…。
「ここはどうする？」「ここは？」「ここは？」　古来の屏風はそれはそれはとてつもない工程を経て制作されています。
私が目指したのは「現代版屏風」…質や技術は落とさない。
博物館へも足を運び、屏風本来の造りを見て研究を重ね悩みました。
でも息抜きというか？ 「現代版屏風」としての画材を選ぶのは（現実の生みの苦しみから逃避しつつ画材を選びながら完成をイメージしてワクワクし)、それはそれはとても楽しいひと時でした。
こうやって楽しいひと時を過ごしては難関に向き合う日々の連続でした。
中でもハードルが高かったのは、「蝶番（ちょうばん・ちょうつがい）をどう仕上げるか？」でした。　もう…何十種類ものあらゆる可能性のあるものを試しては失敗の連続…そんな月日が何ヵ月も続き…へこたれそうになっていました。が、なぜか？「あきらめる」という選択肢は私の中には微塵もありませんでした。これは何か？に動かされているような感覚さえありました。職人さん（石井さん）には…「アンタへこたれないね」とまで言われました…。
いえ…へこたれない…ではなく、私の中では「もう引き下がれない」という心境でした。

そしてもう一つの難関は何といっても「塗装の仕上がりと色」でした。
質や技術を落とさない事に忠実に...を信条として何ヵ月もこだわりました。

そしてようやく試作品２点が2021.08に完成したのでした。

ネーミング思案～商標登録申請、ラインナップ思案、構想、HP思案…、事業計画書作成…

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試作品のうちの１点に異変が。慌てて職人さんの元へ緊急入院。職人さんの診断の結果はこの試作品は「切腹しかない」と告げられ、試作品1号は１か月の短命となり今後のより良い商品化に向けて、この試作品1号は私たちにその身を捧げてくれたのです。
そして原因を突き止めることができ、次の試作品へと繋がったわけです。

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2021.11　新たな試作品３種完成。
2021.12　新たな試作品４種完成…感無量。

そして…ロゴ制作、取扱規定、保証書、事業計画書作成、名刺作成
パンフレット、パッケージデザイン、段ボール、緩衝材、thankyouletter

そしてなんといっても営業…

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2022.02から動いていた新たな挑戦。それは「ふるさと納税返礼品」として採用してもらうこと。
この挑戦も一筋縄ではいきませんでした。やはりへこたれそうになる出来事ばかり。
HP公開直前に１カ所採用させていただくことができました。
研究と分析を重ね、進むのみです。そしていつも支えてくれる人が周りにいる事に本当に感謝です。

最近観たYoutuberの方が言われていた言葉が頭に残っています。「神様は大胆な人が好き」
人生はあきらめたら終わり。進んだ先に描いた夢は必ずある！
Challengeはまだまだ続く...

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人生はサバイバル...でも一人ではない 手を差し伸べてくれる人は必ずいる事を知った。
挑戦はまだまだ続きます。