『現代版屏風の制作』に至ったきっかけ…それは世の中がコロナの猛威にさらされ、私たちの生活が、まず一変してしまったことでした。
何か「仕切り」が必要な世の中になってきた…そこで直感で思い付いたのが『屏風』なのです。
屏風は鑑賞用だけではなく機能性にも優れ、構造や用途を知るほどに屏風に魅了されていったのでした。
江戸時代まで、人々の生活に欠かせない調度品だった屏風は、昨今ほとんどみかけなくなりました。一方、海外での『日本の独特な和文化』は、そのすべてにおいて今や魅力が増すばかりとなっています。
「日本の伝統」と「今の時代」の融合 として『現代版屏風』の形で復活させたらどうだろう?…伝統技能を誇る職人さんに声を掛け、足掛け3年で造り上げた渾身の作品がこのBIOMBO(ビオンボ)なのです。